個人のキャリアや将来性を的確に表現する職務経歴書の書き方

職務経歴書は、これまでの業務経験や実績、現在の業務遂行能力、将来性などの判断材料となる重要な書類です。書類作成能力、プレゼンテーション能力が問われます。「自分は何をしてきたのか」、「自分は何ができるのか」を客観的に分析し第三者に分かりやすく説明することが望まれます。最近では採用1人に対して極めて高い倍率の求職者が応募する場合も多く、他者との差別化ができる職務経歴書の作成が必要です。自由形式のため書式・体裁には決まりはありませんが、A4サイズに1〜2枚程度で、読みやすく、簡潔で分かりやすい構成・レイアウト等に工夫して、アピールポイントを明確に表現することが重要です。

1.即戦力を強調 商品・サービス・技術・業界など今までに蓄積した業務知識や業務遂行能力、専門性など応募先企業に対して即戦力として活躍できるコア人材であることを的確に表現します。
2.職務内容・実績は具体的に 担当した業務内容、担当した地域、所属部署、役職名、部下の人数、担当業務へのかかわり方、対象業務などを明記します。売上高、利益、契約獲得、企画立案、生産性、問題解決、難易度、目標達成率など、業務で達成した実績を第三者比較できる客観的な数値実績などを引用して、的確に分かり易く表現することが効果的です。職務内容が企業秘密に関る場合は記載しない方が賢明です。
3.得意分野は詳細に 業務を遂行した結果得ることが出来た能力や知識、自分が感じた行動特性や長所などを記載しアピールします。得意分野は出来る限り詳細に記載します。
4.技術系の職務は項目ごとに 技術系の職務内容に関しては、開発期間、プロジェクト名、業務内容、開発環境、役割・ポジション、製品名、製品の用途、使用機種、言語等を箇条書で項目ごとに記載します。
5.語学力、資格の明記 実務に活用できる語学力や資格、PCスキル、受講したセミナーや教育などを記載します。スコアやランクがあるものは実績値を明記します。各種表彰、研究論文、学会発表、特許申請等も記入します。
6.転職理由も明記 退職理由は明確に整合性のあるものにし、退職理由がアピールポイントになるのであればその旨を記載します。そうでない場合は「一身上の都合」と書くのが賢明です。
7.社内用語の回避 社内でしか通用しない用語や名称の使用は避け、一般的に理解できる用語を選択し説明するよう心掛けるべきです。
8.文章は明解に 要点は箇条書きに整理し、通常はA4サイズ1〜2枚程度に横書きで簡潔にまとめます。罫線・文字の大きさ、文章の配置に工夫しましょう。